既存の世論調査との違いは?
市民の皆様の考えを政策に反映させるための代表的な方法に意識調査や世論調査があります。意識調査や世論調査はは、多くの市民の偏りのない意見をとらえるのには適していますが、十分な情報や議論を経ずにご回答いただくため、意見の信頼性に問題があるともいわれています。また、公募型の市民参加の場は、声の大きな人が参加しがちになり、いわゆる声なき一般市民(サイレント・マジョリティ)の考えを正しく反映しないという問題点が指摘されています。もし、市民がある問題について十分な情報を得て、様々な意見を聴き、じっくり考える機会が与えられたら、どのような考えにたどりつくのか。これを調べるための方法が討議型意識調査です。